人生には色々な分岐点や岐路に立つことがあって、その都度「どちらにゆけばよいのか…」「一体何を選ぶべきなのか…」とまあ、もはや哲学ようなことを考えることがしばしばある。

これもまた人生の面白さであって生きていく中で何度となく訪れる。楽しくもあり苦しくもあり。

桜を見る会へご招待いただいて上京した際に大きな人生の岐路を一つ乗り越えました!

以前から悩んでいたライカ(というカメラ)。

60年前のレンジファインダーカメラというフィルムカメラ。

M3(えむさん)といいます。全て手動式。レンズも60年前のもの。

今のデジタルや電化されて機械化された世界とは違う、もはや工芸品・芸術品の世界。このボディとレンズの組み合わせは工業製品の美の極致かもしれない(と、いわれております。僕もそう思います)。

この伝説と言われるライカM3をやっと手にすることができ、長い間の苦労が報われました。

工業製品とはいえども既に60年を経過するもので、同じものは一つもないと言ってよいような個性に満ちた製品は何か紅茶にも通じるところがあるように感じてしまう。とても人間的なものを秘めているモノなのであります。

この人間味あふれるものをモノを「どのように使うか」も、もちろん大切なんだけれど「誰から買うか」ということも実はとても大切なことのように思います。機械を買うということだけでなく、そのカメラを紹介してくださった方の生き方や人生を教えていただける。そんな勉強ができる買い物って素敵ですよね。

ご教授いただいたのは、アローカメラの野田社長様。この業界では知らぬ人のない方なのであります。

本当にありがとうございました。

詳しくはどうぞアローカメラ野田社長のブログをご覧ください。人生の機微を知り尽くした方の話はカメラに興味がなくてもきっと勉強になります。今回のお話をブログに掲載していただきました(下記アドレス)

http://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/2019/04/m3-e619.html