父が使っている「ニコンF」にセットしている「50mmf1.4」で現在でも十分使用可能。

久しぶりに取り出して、使おうと思うとなにかおかしいなぁ…。

50年前のレンズなんですがまだ現役です。

よく見ると絞りが動いておりません。油が染み出して羽の動きが粘っているのかも。

絞りが動かない(絞れない)ということは、開放は使えるわけだ。

開放は羽を動かす必要ないからそのままでも大丈夫(のはず)。

そこで、デジタル一眼にセットして撮影してみました。(写真)

50年前のレンズを今でも使用できる仕組みというのは本当にありがたくて、貴重なレンズ財産を無駄にしなくてすみます。

レコードもカメラ(レンズ)も自分が生きてきた時代時代の音や映像を再現してくれるのはとても素敵なことだと思っています。古いオーディオアンプとレコードからは青春の頃の音が聴こえてくるし、古いカメラとレンズはあの頃の青春の光を結んでくれますな。紅茶も同じように同じブレンドには長い歴史が含まれているから一口飲めばあの頃を思い出すわけですね。

これは直さぬわけにはいきませんと、ニコンの修理専門の業者さんに問い合わせをすると当たり前のように「治りますよ」。

ということで、「オートニッコール50mmf1.4」の修理と「F」のオーバーホールをお願いしました。

子どもの頃の光を再現してみせてくれる…これはタイムカプセルだ!